横紋筋融解症の治療方法
HMG-CoA還元酵素阻害薬やフィブラート系薬剤を投与して、よれによって横紋筋融解症が発症してしまった場合は、原因薬を即刻辞めましょう。
軽傷の場合は、治療の必要はなく飲水奨励で問題ありませんが、重症の場合は、等張生理食塩水を投与し、更に腎障害を伴う場合は、血液透折の導入を試みましょう。
横紋筋融解症とは、骨格筋の融解によって筋細胞成分であるミオグロビンやCPKが大量に血中や尿中に放出される病気の状態で、その結果、尿中へミオグロビンの排泄が増えてしまい、腎尿細管細胞が傷害され、急性腎不全を引き起こすことがあります。
処置の施しは、薬剤性の場合、原因薬を中止することで、CPKは、正常値の10倍以上で薬剤を中止し、筋肉症状と正常値上限の3倍以上で薬剤の中止を行います。
全身状態と脱水所見等を考えて、重症度の判断を行います。
治療方法では軽症と重症で異なり、軽症の場合は治療の必要はなく、飲水奨励で十分ですが、重症と判断された場合は、大量の等張生理食塩水が必要となり、循環動態が安定して尿流が確認出来たら、次に強制利尿と尿のアルカリ化腎障害を伴う場合もありますので、そのときは血液透折の導入が必要となります。
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